まじめに株取引している専業トレーダーです。

まじめに株取引

未分類

株は長期投資

投稿日:

これまでの株式投資の経験、特に80年代後半のバブル相場時に株を買ったことある方には印象が強烈だったでしょうが、株は買って放っておけば値上がりする、というのがこれまでの常識でした。短期的な値下がりがあっても、いつかは元の値段に戻って上昇するから、気長に待つのがいい。

短期の動きに一喜一憂しているとヶガのもと。そんな考え方がごくオーソドックスなものでした。

しかし、1990年代からの大きな株式相場の下落。あの時期に「株は長期投資」という考え方への信頼感が崩れました。

90年代前半はまだそれなりに希望の持てる時期でしたが、後半からが試練の連続。そして崩落の2000年代初め。日経平均は7603円(2003年5月)まで最高値の3万8915円から見て1/5になってしまったのです。

10年を超す下げ相場というのは、なんとも厳しいものがあります。この経験から、「株は長期で持っていても儲からない」、「むしろ損が大きくなるだけ」というのが市場心理を支配し、折からのネット取引が急拡大する新しい波のなか、短期売買へ急傾斜していったのがここ数年の個人投資家の動きだったと思います。 

極端なのがデイトレートという方法です。これは時に信用取引のカラ売りも駆使して、上昇であれ、下落であれ、短期的な株価の動きの勢いに関心を集中し、日々の値動きのなかで生じる細かなサヤを抜くことに専念する手法です。

主に株価トレントや「板情報」による状況分析によって売買タイミングを図るため、原則として企業の実態内容は無視されます。その日のうちに保有株式を売却して資金を回収しますから、翌日まで株を持っていることによるリスクはありません。

この「株を持ち越すリスクを回避する」という考え方は90年代から2000年代初頭にかけての下落相場に対する強力なアンチテーゼといっていいでしょう。

ところが、この手法による売買のターゲットになることが多かった人気株、ライブドアが2006年に粉飾決算疑惑で上場廃止となり、同じようなIT関連の人気株がそろって株価急落することになったことで、企業の実態内容についてもっと関心を持つべきではないか、という反省気運が株式市場に広かってきました。 

こうした問題を整理します。

まず一株は長期に持っていれば必ず儲かるという考え方は問違いでしょう。

これは「昔は儲かった」ということでもありません。
1970年代から80年代の高度成長期~バブル期には多くの企業の株価が長期保有でそれなりに成果を残しましたが、それはたまたまそうだったというに過ぎません。

この時期にも、上場企業が倒産したケースはいくらでもあります。すべてが値上がりしたわけではありません。

つまり、「長期で持てば……」の前には、「ちゃんとした経営が行われている企業なら」という条件がつくことを忘れてはいけないのです。

これは、日本経済がこれまでのような高い伸び率を期待できなくなった今こそもっと慎重に見ていかなければならない考え方です。 

最仞の銘柄選びを問違えた長助投資は、長く持てば持つほど採算が悪くなってきます。

最初に間違えたにしても、その途中で気がついて、他の銘柄に乗り換えれば最悪の結果にはなりません。

要は放っておくのではダメなのです。

長期に保有して、ずっと見守るという姿勢でいること。

当初に考えたのとは違っていたら、経営を変えるか、自分かその会社の株主を辞めるか。

そうした覚悟が必要でしょう。 ここで先程もご紹介したウォーレンーバフェツト氏の有名な言葉をもうひとつご紹介しましょう。

「株式投資で成功する秘訣は、有能な経営者がいて割安な企業の株を買い、それを永遠に保有することだ」という言葉があります。

この「永遠に」という言い方がこの人らしくて素晴らしく、ここから「永久投資法」などという呼び方もあります。

しかし、この言葉、単に「ずっと持ち続ける」というところに力点があるのではないのです。

有能な経営者がいて割安な株」というのが重要なのです。

ここは銘柄を選ぶ際のポイントにもかかわってくるのですが、「経営がしっかりしていて割安な株」なら、長期の保有対象にもなりうる、ということを確認しておきましょう。

1990年代から2000年代初めにかけ、わが国の経済と金融はとても悲惨な状況に追い込まれました。

大手銀行が実質倒産・国有化という事態にも陥りました。

そんな状態だったからこそ、株価も大きく値下がりしたのです。

最後には株価の下げが本格的な金融危機を招くのではないかと懸念されました。

それほどに株価は経済や金融の現状と密接なつながりを持っているのです。

あの悲惨な経験を経て、ようやく日本の金融も経済も立ち直ってきています。

あの時期の経験だけをもとに、いつまでも「株は長期で持つと損する」という考えでいると、どこかで間違うことになるでしょう。

株は長期投資で報われるという時代が来ているのです。

-未分類

Copyright© まじめに株取引 , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.